書籍

表層地すべりの発生機構と対策

著者 玉田 文吾(西日本工業大学)・谷延 正夫(北九州市消防局防災課)・川崎 優介(北九州市消防局防災課)・佐々木 隆(昭和コンクリート(株))
掲載号
  • その1-Vol.35,No.3(105号)2009年
  • その2-Vol.36,No.1(106号)2009年
  • その3-Vol.36,No.2(107号)2009年
概要 「地層構造と発生機構(その1)」、「斜面崩壊と降雨量の関係(その2)」、「箱形擁壁による表層地すべりの防止(その3)」。
すべり面深度が3m以浅の「表層地すべり」について、その発生機構を地質構造の面と降雨・降雨浸透及び土質力学の面から解説。地質構造の面では大規模地すべり(層厚10m以上)との違いを明確にしている。さらに表層地すべりの発生機構を考慮し、適切な対策工のひとつとして箱形擁壁の有効性を解説。
キーワード 表層地すべり、有効先行降雨量、箱形擁壁
目次
  1. まえがき
  2. 大規模地すべりの地質構造と発生機構
  3. 表層地すべりの地質構造
  4. 表層地すべりの発生機構
  5. 北九州市の地質構造と斜面崩壊
  6. 降雨による崩積土の飽和機構
  7. 崩積土の降雨浸透能力と降雨の状態
  8. 有効先行降雨量
  9. 降雨による斜面崩壊と防災・警戒体制
  10. 表層地すべりの防止工
  11. 箱形擁壁による表層地すべりの防止
  12. あとがき
代表図

図3.4 土の強度

図11.2 仲順地すべり

図11.1 仲順地すべりの平面図

図11.3 仲順地すべり停止後の安定解析のための縦断面図と横断面図

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