＜地すべり災害の概要：（地すべり技術Vol.33,No.2,口絵写真より）＞
　「平成18年5月13日午前7時57分，岐阜県揖斐郡揖斐川町東横山地区の揖斐川左岸斜面において，長さ135m，幅150mにわたる大規模な地すべりが発生した。移動土塊量は25万m³と推定され，このうち5万m³が揖斐川に流出し，河道幅の2/3を閉塞した。地すべり発生１ヶ月前の4月11日に変状が確認されて以降，地すべりによる河道の閉塞と決壊による二次災害が危惧されたため，町，県，国による密度の高い斜面パトロールが行われ，滑動前後の対応が遅滞なく実施された。」