書籍

地すべりの調査・解析・評価における課題と解決(沖縄,島尻層群泥岩分布地域の地すべりを事例として)

著者 宜保清一・中村真也(琉球大農),佐々木慶三(佐々木技術事務所)
掲載号
  • その1-地すべりの類型区分と発生場の特徴-:Vol.36,No.2(107号)2009年
  • その2-地すべりの土質強度と安定解析-:Vol.36,No.3(108号)2010年
  • その3-地すべりのブロック抽出と危険度評価-:Vol.37,No.2(110号)2010年
概要 沖縄・島尻層群泥岩分布地域を対象に、(その1)で沖縄の地すべり類型区分、縦断面形状とc´-tanφ´ 図の相互関係、発生場の特徴、(その2)で島尻層群泥岩の土質強度の整理と大規模な準初生地すべりである安里地すべりでの安定解析への活用を述べている。(その3)では地形や土地利用などに起因する沖縄地方固有の地すべりブロック抽出上の問題点を指摘し、危険度評価手法の改善策を提案している。
キーワード 島尻層群泥岩、土質強度、c´-tanφ´ 図、安定解析、地すべり危険度評価
目次
  1. はじめに
  2. 島尻層群の地質概要
  3. 島尻層群泥岩分布地域の地すべり類型と事例
  4. 地すべりの類型区分とそれらの特徴
  5. 島尻層群泥岩地すべりの縦断面形状とc´-tanφ´図
  6. c´-tanφ´図の縦断面形状依存性とその背景にある泥岩の地質的・土質的特徴
  7. 初生型泥岩地すべりの発生場の特徴
  8. 安定解析に必要な強風化・破砕泥岩の強度
  9. 地すべりの発生・再滑動に関与する強度
  10. 亜熱帯湿潤地形の発達と地すべりブロックの形成
  11. 地すべりの危険度評価の課題と解決法(島尻層群泥岩分布地域)
  12. おわりに
代表図表

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